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 Be-h@us, Volkshaus の世界を進化させる BeV Standard についての AKi's MEMO
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秋山設計道場第8クール第5回 @Kagoshima

dojo8_5_0.jpg今回の鹿児島が秋山設計道場第8クールの最終回、鹿児島での道場……シンケンの仕事が見られるとあって元、前の道場生も参加……40人程の大勢の参加となった。

前日のシンケンの新作建物の見学、そして課題敷地視察、懇親会というディープな時間は、課題制作の時間を奪い、それでなくても短い制作時間は道場生諸君を大いに苦しませたと思われる。

今回、登場した性癖、やってはならない設計は「南中派」ともいうべき、真南方向に開くを旨とする方々であった。これは、敷地の導く軸線とは関係なく、太陽方向で軸線を決定するという迫メソッドという考えへのインスパイアあるいはオマージュというべきものなのかも知れない。

この「開く」という方向性は「閉ざす」というのと裏腹の関係を成す。開いている方向が閉ざすべき方向である場合があることを知るべきであろう。今回の「南を開く」はその方向のビスタを活かすということであるが、南面にある既存のプライバシーを侵すことを知らねばならない。

「開く」方向の反対側には「閉ざす」を置かねばならない。空間の中で前方に開かれた世界を置く時、その裏側には閉ざされ保護された空間を有するものなのである。これはフォルクスハウス初期に「背中は……どうするのか」という問いかけをしてきた。背中、閉ざす側があるから、前に開くことができるのである。

琳派ならぬ「竹林派」の存在を危惧していたが、新しく「南中派」の存在にも気を付けねばならない。まぁ、今回現れた「南中派」は景観重視趣味というべきで、趣向を変えた「竹林派」とも言えないこともない。

まずは、開く方向よりも固める側、背中を決定する方が先決なのである。最初の配置関係の間違いは、その計画自体を破綻させてしまうものなのだ。

Kagoshima121211_10.jpg
上の課題敷地写真は (株) マクスの鈴木克彦氏による
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